ヤミ金融は、裏金、ヤミ金、闇金などと呼ばれています。貸金業規制法で規定されている都道府県への登録をしていない者もしくは、その業務をいいます。
驚くことに、法律の通り貸金業の登録をしていても年利1000%超える金利を要求する者、または、金利以外でも取り立て行為も闇金に該当します。
他人にお金を貸して営利を受ける場合は、営業拠点の位置によって都道府県に登録し認可を受けなければ貸金業を営むことはできません。
ヤミ金融は、この登録義務をはたさず、年利1000%を超える高金利を徴収し、借りた人が自殺するほどの過酷な取り立てをします。酷いのは、登録しているにも関わらず裏では闇金をしています。
ヤミ金融は、分かり易くいえば1万円を借り、年利2,190%の実に21万9千円もの金額を利息として支払わなければならないものです。
彼らの顧客勧誘方法としては、同業者から返済に困っている人の情報を集め、電話やDMで勧誘、各地のスポーツ新聞、また電柱、公衆電話などに広告を貼ったり、置いたりしています。
高率がよい方法なのが、官報や顧客リストを購入して、自己破産した人を狙って甘い言葉で飾ったダイレクトメールを送付します。
いずれも社会的弱者を狙い撃ちにしているのです。
このような吸血鬼から逃れるには、自分の力だけでは到底難しいといえます。
対策は、彼らが一番苦手としている警察か弁護士に力添えをお願いすることです。
残念ながら警察は、身体や資産に損傷が出たなどの刑事事件になれば強い味方なのですが、事件性が無ければ介入してくれません。
その点、1件あたり5万円ほどの費用はかかりますが、弁護士なら相談当日に、遅くとも1~2週間で解決してくれます。
ネット検索の”闇金相談”から闇金対応の弁護士を見つけることができます。